Biticodes・Bitcoin Ai360は日本経済新聞を装った偽広告！

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2025.01.29

話題の「biticodes」と「Bitcoin Ai360」——その実態とは？
「biticodes」と「Bitcoin Ai360」は同じ詐欺案件
まとめ

話題の「biticodes」と「Bitcoin Ai360」——その実態とは？

最近、Facebookの広告などで目にすることが増えた「biticodes」と「Bitcoin Ai360」。どちらもビットコインを使って簡単に稼げると謳うツールやシステムとして広まりつつあります。

しかし、その広告をクリックして飛ぶサイトが問題です。なんと「日本経済新聞」そっくりのデザインが施されており、あたかも大手新聞社が推奨しているように見せかけています。さらに、ソフトバンクグループの孫正義さん、楽天の三木谷浩史さん、テスラのイーロン・マスクさんといった著名人たちが「推奨している」と紹介されています。

結論から言えば、「biticodes」も「Bitcoin Ai360」も完全に詐欺です。今回は、その実態について詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

「biticodes」と「Bitcoin Ai360」は同じ詐欺案件

まず、大前提として知っておいてほしいのは、「biticodes」と「Bitcoin Ai360」は名前が違うだけで、まったく同じ内容の詐欺案件であるということです。

これを理解しやすくするために、実際の詐欺ページを見てみましょう。一見すると別々の案件のように見えますが、よく見ると広告の文言やデザイン、仕組みは完全に同じです。ただ、ページを開くたびに表示される名前が変わる仕掛けになっているのです。

つまり、「biticodes」も「Bitcoin Ai360」も、本質的には同じ手口で人を騙すために作られたものなのです。

詐欺の手口と仕組み

この詐欺の流れは、非常に巧妙に作られています。

FacebookやInstagramなどの広告に誘導される
SNSの広告を見てクリックすると、「日本経済新聞」や他の有名メディアに似せたページに飛ばされます。そこでは、有名な投資家や起業家が「このシステムを使えば誰でも簡単に稼げる」と推奨しているかのような内容が書かれています。
個人情報を入力させる
記事の最後には「今すぐ登録」「無料で口座開設」といったボタンが設置されており、クリックするとメールアドレスや電話番号を入力するフォームが表示されます。
詐欺業者からの電話がかかってくる
登録するとすぐに、詐欺業者から電話がかかってきます。「あなたは特別な投資のチャンスを得ました」「最低でも10万円を入金すれば、短期間で倍になります」といった甘い言葉で誘惑してきます。
入金を促される
詐欺師は巧みな話術で「このチャンスを逃したら二度と手に入らない」と煽り、入金を急がせてきます。
出金できない
実際に入金すると、ダッシュボード上では「資産が増えている」ように見えます。しかし、いざ出金しようとすると「本人確認が必要」「追加投資が必要」などの理由で拒否されます。

「biticodes」「Bitcoin Ai360」の共通点

このような詐欺案件には、いくつか共通する特徴があります。

著名人の名前を勝手に使用
ソフトバンクの孫正義さんや楽天の三木谷浩史さん、さらにはテスラのイーロン・マスクさんなど、誰もが知る有名人が「推薦している」と書かれています。しかし、これは完全なデタラメです。これらの著名人が仮想通貨投資を推奨した事実はありません。
大手メディアを装う
日本経済新聞やNHKなど、誰もが信頼するメディアのデザインを模倣した偽サイトを作り、「本当にニュースで紹介されているかのように見せる」のが常套手段です。
実際には稼げない
「簡単に稼げる」「誰でも利益が出る」と宣伝していますが、実際に利益が出ることはありません。お金を入れた瞬間に運営者の懐へ消えていく仕組みです。

被害に遭わないためには？

このような詐欺に引っかからないために、以下の点に注意してください。

「簡単に稼げる」話を疑う
投資の世界で「100%儲かる」ものは存在しません。簡単に稼げるとうたっているものほど、警戒が必要です。
広告のリンクをすぐに信用しない
FacebookやInstagram、YouTubeなどで表示される広告の中には詐欺案件が紛れ込んでいることがあります。広告を見たら、すぐに飛びつかず、必ず事前に情報を調べましょう。
有名人の推薦を疑う
本当に著名人が投資案件を推奨しているのか、公式サイトやニュースで確認しましょう。
電話勧誘には応じない
急に「投資チャンスがあります」と電話がかかってきたら、それは詐欺の可能性が高いです。