CMEイーサリアム先物に積み上がる“ショートの壁”

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🧠 CMEイーサリアム先物に積み上がる“ショートの壁”

2025年2月、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)でのイーサリアム先物において、ショートポジション(売り建て)が過去最大にまで積み上がった。

そして7月現在、そのショートポジションはさらに拡大し、78.5億ドル(約1.16兆円)規模に達している。

これは機関投資家やヘッジファンドが、「ETHは下がる」と見て大量に売りポジションを取っていることを意味する。

しかし一方で、メタプラネット、Arkan、BlackRockなど、ETHを準備資産として積み上げる企業も着実に増えている。

もし彼らが継続してETHを買い増すなら、
この巨大なショートは「四半期決済(SQ)」において**“巻き戻し=踏み上げ”**を迫られる可能性がある。

市場において、先物のポジションと現物の買い圧の“ズレ”は、
急激な相場の反転=短期バーストを引き起こす火種になり得る。

現状は、巨大ショート vs 準備金ロング勢という「対決構図」がじわじわと育っているとも言えるだろう。

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