「自宅にAI社員を置くだけで収入が得られる」
そんな話を聞いたら、気になる人も多いのではないでしょうか。
今回調査したのは、高柳大輔氏が紹介する「AIマネープラグ」という商品です。
自宅のインターネット回線に小型端末を接続することで、毎月報酬を受け取れるとうたわれています。
しかし、詳しく調べてみると、広告から受ける印象と実際の報酬の仕組みには違いがありました。
特に気になったのは、59,800円という購入費用と、報酬が日本円ではなく暗号資産で支払われるという点です。
今回はAIマネープラグの仕事内容、料金、運営会社、口コミなどを調査しました。
※本記事は2026年10月14日時点の公開情報をもとに作成しています。筆者が実際に商品を購入して検証したものではありません。
AIマネープラグとは?
AIマネープラグは、自宅のルーターに小型端末を接続し、ネットワークへ通信資源を提供することで報酬を得るとうたう商品です。
2026年10月1日に行われた販売案内では、高柳大輔氏が商品の仕組みや収益について説明したと報告されています。
広告では「AI社員が働く」といった表現が使われています。
これを見ると、AIが自動的に仕事を受注して収入を得てくれるように感じるかもしれません。
しかし、第三者の検証記事によると、販売ページで説明されている仕組みは少し異なります。
AIマネープラグは何をして稼ぐのか?
販売ページの説明を確認した検証サイトによると、AIマネープラグは、自宅の通信回線の余剰帯域をネットワークに提供する仕組みだとされています。
余剰帯域とは、インターネット回線の通信能力のうち、普段使用していない部分のことです。
その通信資源を提供し、貢献度に応じた報酬を受け取るという説明です。
つまり、AIが人間の代わりに営業活動や事務作業を行い、その売上を受け取るという一般的なAI副業とは異なります。
本当に何もしなくても稼げる?
端末を接続した後の操作が少ないとしても、必ず利益が発生するとは限りません。
確認したいのは、誰が通信資源を利用するのか、どのように利用量が計測されるのか、報酬がどのように決まるのかという点です。
また、通信回線を第三者のネットワークに提供する仕組みであれば、セキュリティや通信契約上の問題がないかも確認したいところです。
単に端末を接続するだけという説明では、十分とはいえません。
AIマネープラグの価格は59,800円
複数の検証記事によると、AIマネープラグは税込59,800円で販売案内されています。
配信では、当初198,000円という金額を示し、その後59,800円で案内する流れがあったと報告されています。
しかし、値引きされているからといって、お得な商品とは限りません。
重要なのは、支払った59,800円を実際の利益で回収できるかどうかです。
月収4,500円〜10,500円は本当?
2026年10月1日の配信を確認したという検証サイトでは、1台あたりの月平均収益として30〜70ドル相当、円換算で4,500〜10,500円という数字が紹介されていたと報告されています。
ただし、これは実際に日本円で毎月入金されることを保証する数字ではありません。
そもそも、報酬は日本円ではなく「MORM」という暗号資産で受け取ると説明されています。
仮に毎月4,500円相当の利益が得られるなら、59,800円の端末代を回収するまで約14か月かかります。
毎月10,500円相当なら約6か月です。
しかし、これは報酬をその金額で日本円に交換でき、追加費用が発生しないと仮定した単純計算です。
実際の利益を示すものではありません。
MORMという暗号資産は日本円に換金できる?
今回の調査で、最も重要だと感じたのがこの点です。
AIマネープラグでは、MORMという暗号資産を報酬として受け取ると説明されています。
暗号資産は、保有しているだけで日本円として使えるわけではありません。
日本円に換金するためには、売却できる市場や取引相手が必要です。
また、取引価格が存在しても、十分な買い手がいなければ希望する金額で売却できない可能性があります。
今回確認した公開情報では、MORMを継続的に日本円へ換金できることを裏付ける十分な資料は確認できませんでした。
そのため、広告で紹介されている円換算の収益を、そのまま現金収入として考えるのは危険です。
AIマネープラグの運営会社は?
第三者の検証記事に掲載されている販売会社の情報は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売会社 | Amasism株式会社 |
| 代表取締役 | 田中宏和 |
| 所在地 | 神奈川県平塚市明石町16番18号 |
| 電話番号 | 050-1785-6984 |
| 販売価格 | 59,800円(税込) |
| 紹介者 | 高柳大輔氏 |
※販売ページを確認した第三者サイトの情報です。最新の契約条件は公式の特定商取引法に基づく表記をご確認ください。
Amasism株式会社は、法人番号1180001123946として紹介されています。
法人が実在していることは、取引先を判断する一つの材料になります。
しかし、法人登記があることと、商品で利益が得られることは別の問題です。
返品や返金はできる?
副レポの2026年10月7日の調査によると、販売ページには初期不良の場合に交換する旨が記載されていたとされています。
一方、期待した収益が得られなかった場合に返金するという保証は確認できませんでした。
端末が故障していた場合の交換と、利益が出なかった場合の返金はまったく別です。
また、発送まで約2〜3か月かかるという案内も報告されています。
購入する場合は、発送時期、キャンセル条件、保証期間、返金の条件を事前に確認する必要があります。
AIマネープラグの口コミ・評判は?
2026年10月時点で、AIマネープラグについては複数の副業検証サイトが注意を促しています。
主な指摘は、次のようなものです。
- 収益の仕組みが広告から受ける印象と異なる
- 報酬が日本円ではなく暗号資産である
- 59,800円の端末代を回収できるか不明確
- 収益が保証されていない
- 返品条件が限定的である
一方、実際に端末を長期間稼働させ、MORMを受け取り、日本円への換金まで確認した独立した利用者の実績は、今回の調査では確認できませんでした。
発売案内から日が浅いこともあり、長期的な収益性を判断するには情報が不足しています。
AIマネープラグは詐欺なのか?
現時点で確認した情報だけでは、AIマネープラグや販売会社が詐欺を行っていると断定することはできません。
ただし、購入前に慎重に検討すべき点があるのは確かです。
特に、次の3点は重要だと考えます。
1. 報酬を日本円に換金できるか
暗号資産を受け取れても、換金できなければ生活費として使うことはできません。
2. 端末代を回収できるか
59,800円という初期費用に対して、実際の収益を裏付ける十分な情報が必要です。
3. 通信資源の提供にリスクはないか
通信回線を外部のネットワークに提供する場合、通信の利用目的、セキュリティ対策、通信契約との適合性を確認する必要があります。
すでに購入してしまった場合は?
すでに購入した方は、まず販売ページや契約条件を保存しておきましょう。
注文確認メール、決済記録、LINEでの案内、商品説明なども残しておくことをおすすめします。
キャンセルや返金を希望する場合は、販売会社に書面やメールで問い合わせ、やり取りを記録してください。
クレジットカードで決済した場合は、カード会社への相談も検討しましょう。
解決が難しい場合は、消費者ホットライン「188」で相談できます。
なお、インターネット通販では、原則として無条件のクーリング・オフ制度は適用されません。ただし、販売表示や勧誘の内容などによっては別の法的問題が生じる可能性があります。
まとめ|AIマネープラグの購入は慎重に判断したい
今回、AIマネープラグを調査した結果、広告ではAIが自動的に働くような印象を受ける一方、販売ページでは通信資源の提供によって暗号資産MORMを受け取る仕組みが説明されていることが分かりました。
端末価格は59,800円と案内されていますが、継続的に日本円へ換金できるかどうかについては、十分な情報を確認できていません。
また、収益が保証されているわけでもありません。
プラキオとしては、報酬の仕組みや換金方法、費用回収の見通しが明確になるまでは、購入を急ぐことはおすすめしません。
「AI」という言葉や「自動収入」という宣伝だけで判断せず、実際に何を提供し、どのような報酬を受け取るのかを確認することが大切です。
今後もプラキオでは、気になる副業や投資案件について公開情報を調査し、注意すべきポイントを紹介していきます。
参考資料
- AIマネープラグの料金・MORMの仕組みを調査|副レポ
- 高柳大輔のAIマネープラグの口コミ・料金|副業ホットライン
- AIマネープラグの販売会社と報酬を調査|サイドジョブ110番
- 消費者庁・特定商取引法
※本記事は第三者の公開情報を参考にした独立した調査記事です。商品の違法性や販売会社の不正行為を認定するものではありません。


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