副業に興味のある方なら、一度は「田中ひろゆきの自動化物販ビジネス講座」という名前を耳にしたことがあるかもしれません。「無料で学べる」「未経験者でもOK」「スマホ1台で稼げる」など、魅力的なキャッチコピーが並んでいますが、本当に信頼できる内容なのでしょうか?今回は、この講座の実態を徹底検証し、口コミや評判を交えながら解説していきます。
田中ひろゆきの自動化物販ビジネス講座は怪しい?【結論】
結論から言うと、この講座は完全無料ではなく、最終的には有料商材の購入を勧められる仕組みになっています。以下の点に注意が必要です。
- 無料部分は基本的な情報のみで、その後有料商材への誘導がある
- 特定商取引法の表記が不十分で、運営元の信頼性が低い
- 物販ビジネスは安定収益を得るために、相当な努力と資金が必要
- 無料講座の内容は、ネットで簡単に調べられるレベル
- 初期投資が必要なので、気軽に始められるものではない
LINE登録をすると、オープンチャットへの案内や無料動画講義が提供されますが、最終的には「ロードマップ作成会」という有料商材の案内へと誘導される流れです。「無料」と謳われているものの、実際には有料サービスへの導線が敷かれているため、過度な期待は控えた方が良いでしょう。
田中ひろゆきの自動化物販ビジネス講座とは?
この講座の概要を見てみると、主に物販の自動化手法を学ぶためのプログラムとなっています。「忙しい人でも」「初心者でも」「無料で学べる」といったポイントが強調されており、特に以下の6つの特徴が挙げられています。
- 完全無料
- 完全在宅
- 未経験者歓迎
- 実績のあるプロから学べる
- 有料級動画テキスト無償配布
- 必要なのはスマホorPCだけ
一見すると、初心者でも気軽に学べる環境が整っているように感じます。しかし、実際には「無料」なのはほんの一部分で、肝心な部分は有料で提供される形になっています。
物販ビジネスで本当に稼げるのか?
物販は確かに初心者でも取り組みやすい副業ですが、長期的に安定した収益を得るには、次のような問題があります。
① 仕入れ資金が必要
物販ビジネスでは、安く仕入れて高く売るのが基本です。そのため、ある程度まとまった資金が必要になります。田中ひろゆきの講座では、成功している参加者もいるようですが、本業レベルで取り組むには200万円ほどの資金が必要とされています。
利益率が20〜25%と仮定すると、例えば月に50万円の利益を出すためには200〜250万円分の仕入れが必要となる計算です。この資金を用意できる人でなければ、そもそも本格的な物販ビジネスは難しいでしょう。
② 競争が激しい
物販は誰でも始められる分、競争が非常に激しい業界です。初心者が適当に仕入れて販売しても、競争に負けて赤字になる可能性があります。実際、Amazonやメルカリなどのプラットフォームでは、大手業者や経験豊富な個人セラーがしのぎを削っており、新規参入者が安定して利益を出し続けるのは容易ではありません。
③ 自動化は難しい
「自動化物販」という名前からもわかるように、自動化によって収益を得ることがコンセプトのようですが、実際に物販を自動化するには、システム構築や外注化が必要になります。これには相応のコストがかかるため、単に「10時間の作業で安定収益」といった話を信じるのは危険です。
「ロードマップ作成会」に注意
無料の動画講座を視聴すると、「ロードマップ作成会」への参加を勧められます。このロードマップ作成会こそが、有料商材への誘導ポイントです。
- 「無料講座」と言いながら、最終的には高額な商材を売る流れ
- 具体的な内容が不明なまま、有料講座へと案内される
- 参加したら断れない雰囲気になり、費用を支払ってしまう可能性が高い
このような手法は、ネットビジネス系の講座でよく見られるパターンです。無料の情報で信頼を得た後に、徐々に高額なプログラムへと誘導するのが典型的な流れであり、慎重な判断が求められます。
田中ひろゆきの自動化物販ビジネス講座は怪しい?【まとめ】
本講座は「無料」を強調していますが、その本質は有料商材の販売へとつながっています。まとめると、以下の点に注意が必要です。
- 無料講座だけでは稼ぐのは難しい
- 特商法の表記がなく、運営の信頼性が低い
- 物販は資金と経験が必要で、初心者が簡単に成功するのは難しい
- 「ロードマップ作成会」は有料商材への誘導が目的
決して詐欺とは言えませんが、甘い言葉に惑わされて安易に参加するのはリスクがあります。特に、「無料だから」と気軽に登録すると、知らぬ間に高額な商材を購入する流れに乗せられる可能性があるため、慎重な判断が必要です。
副業を始めるなら、自分でしっかりと情報を集め、本当に信頼できる方法を選ぶことが重要です。安易な広告に惑わされず、長期的に稼げる方法を考えていきましょう!
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